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たまに近況が更新されたりします

どっちのイイネ!を押すかという話(イケダハヤトさんの講演から)

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※チラシの裏に書こうと思いましたが、割と真面目に書いてしまったので一応公開。

どっちにイイネを押す?
A. 震災被災地への支援をしよう。というNPOのページ
B. 週末は美味しいビール!クリックでクーポンGet
⇨A.のようなNPOのページはクリック率が高い。通常の10倍ほど

どっちをRTする?
A. 1tweet, 1smile エイズで親を失った子供へ支援を
B. ◯◯自動車のキャンペーンRTすれば
⇨A.は1週間に6500ツイート。広告などは一切なし。企業だった数百万円くらいかけて行わないと難しい数。

引用元: ソーシャルカンファレンス2011 午前のまとめ | Idea Sharing.

うーん。。。
池田さんは共通の知り合いも多いのであまりdisりたくないんだけど、
これはさすがに比較対象が悪い(フェアじゃない)気がしてしまうの僕だけなんでしょうか。

実際の講演を聞いてないんでどういう文脈か正確にはわからないのですが、
おそらく「自分のため」ではなく「社会問題への意識」に関するテーマの方が
ソーシャルメディア上では拡散されやすい、という話だと思います。

その根拠として上記の比較が出てきたのだと思います…が、
一言で言うと、同じ「1いいね」でも次元が違いすぎます。

前者(A)は「現実での行動」が伴ってないハードルの低いものですが
後者(B)は、クーポンを取得した後に「行動」が伴います。

車がどうとかNPOがどうとかいうジャンル以前の問題で、
ハードルの高さが全然違うのです。

あと、「ターゲットの広さ」にも違いがありすぎる。

例えば震災被災地の支援をするNPOの「応援をすること」は全国どこにいてもできるけど、
どこぞの居酒屋で週末にビールを飲むことに関心があるのは
少なくとも「その居酒屋に行ける地域の人」に限定される。

(しかもビールの例は「タイミング」が合わないとダメだし、
自動車の場合は気軽に買うもんじゃない。どっちもハードルがめちゃめちゃ高い。)

つまり、比較するものがフェアじゃないんで、
「自分のために押す」キャンペーンよりも「人のために押す」キャンペーンが必ずしもうまくいくという根拠にはならないんです。

例えば、
「週末に被災地へ支援活動に行きます。一緒に行きたい人はRTしてください」
みたいな話と比較するんなら良いと思います。

「行動が伴ってるもの同士」なので、まだフェアな比較になります。

以上、揚げ足を取るみたいで恐縮なのですが、
この比較の仕方はちょっとどうかなぁと思ってしまったので。

問題意識より悩みで動く人の方が多いんじゃないかという話

なんで僕がそんなふうに思うかっていう話を念のため。

僕が運用してるツイッターアカウントは
主に就活生のフォロワーが多かったりするんですが、
色々情報を発信する中で「なんだかんだ言って自分のためにRTする人が多い」
と感じているのです。

マーケティングの理論か何かで、
悩みに訴求するといいとかそんな話がありますが、それです。

1000RTを突破した、禁断のTwitterマーケティング反省点

上記は、RTしたら面接対策の資料をあげるよっていうキャンペーン。
当然広告費は0で、1000回以上RTされています。

(わざわざ応募のためにツイッター開設したユーザーもいたみたいです。)

就活生の場合、明確に「悩み」があるのです。

だから、その悩みを解決できるかもしれないキャンペーンがあり、
RTするだけで無料で手に入る、ってことになったら
これだけRTされる。

一方で、「東北の就活生を支援しよう」というプロジェクトとか、
いいね!を押したら寄付します」というプロジェクトなどもやりましたが、
この時は1000どころか50回もRTされてなかったのではないかと思います。

50RTも別に少なくはないかもしれませんが、
1000RTと比べると少ないなあと感じてしまいます。

ちなみに、1000RTされた時はフォロワー数10000人で、
支援プロジェクトをやっていた時期はフォロワー30000人くらいだったので、
フォロワー人数に対するRTしてくれた率で言えばもっと差があります。

問題意識で動く人だって少なからずいるし、全然動かないわけではないけど、
そういう人は「思ったより少ない」。
少なくとも僕が期待しているよりは少ない。

社会に対する問題意識で動く人っていうのはやはり一部分の人、
(ただし、その一部分の人が固まっているので、その中での拡散はしやすいのかも)
残りの大半は、「問題意識」ではなく「悩み」で動く。

ものすごい冷めた考え方で恐縮なのですが、
今まで色々試した結果から冷静に考えるとそう思うのです。

ただ、イケダさんのおっしゃること自体は
ソーシャルメディアに対する考え方として本来あるべき姿なんだとも思います。

人は、問題意識で動く。
「今後そうなってほしい」という意味では同感です。

エイリストはメディアの会社なので、
メディアを通してそういう人が増えるような仕掛けなんかは
これから考えていきたいですね。

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