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1000RTを突破した、禁断のTwitterマーケティング反省点

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先日、Twitter内で下記のようなキャンペーンをやってみましたのでご報告です。

結果としては、合計で1000回以上 RT(リツイート)され、
4日間でフォロワーの人数が1400~1500人程度増加しました。

参考:【Twitterキャンペーン中】 http://adu.jp/job/464/

RTされた回数は、「公式RTの回数」+「非公式RTの回数」を
自分の確認できる範囲で合算したものです。

(1ユーザーが複数回RTしているのもカウントしています)

「非公式RTされた後に公式RTされたもの」が追跡困難であるため、
実際には1000~1500回程度RTされているのではないかと思います。

同時に、連動しているブログのTwitter経由の訪問者数は
前月比で4倍程度になり、ブログ全体の70%程度にまで上りました。

以下、キャンペーンで行なったことなどを振り返りたいと思います。

キャンペーンで実施したこと

●Twitter&ブログ上でキャンペーン実施を告知する

以下のような内容を告知しました。

・期限内に、キャンペーン用アカウントをフォローして、こちらのTweetをRTすればプレゼント対象となる
・対象者には、PDFで作成した資料がプレゼントされる
・抽選ではなく、対象者全員にプレゼントされる
・締切後、資料のダウンロード用URLがDMで送信される

Twitterのキャンペーンというのは沢山ありますが、
「原価の掛からないもののプレゼント」「抽選ではなく対象者全員に送信」
という所が今までよく見かけたキャンペーンとの相違点です。

●RTしてくれた人をチェックし、「siryopresent」というリストに入れていく

(途中でリスト登録上限の500名を突破したため、siryopresent2というリストも作成)

●プレゼント用のPDFファイルを作成し、サーバに上げておく
●締切後、対象者へひたすらDMを送信 (これが大変)

…と、こんな感じです。

非常に、労働集約的でした(笑)

良かった点

●コスト0円で実施することができた

 (資料作成、キャンペーン運用の人件費のみ)

時間はお金では買えないとも言いますが、
純粋な意味でのキャッシュアウトは一切無く実施することができます。

実際に企業で同じ事をやろうと思った時には
人件費なり外注費がかかってしまうと思いますが、個人でやるのなら
コスト0円(自分のマンパワーのみ)で実施することも可能です。

●フォロワーの興味にマッチしたプレゼント内容だったため興味を持たれやすかった

今回、RTされた率が非常に高く、フォロワーの8人に1人がRTした計算になります。

普段のRTされる率は良い時(非常に話題性の高いTweet)で
フォロワーの40人に1人程度だったので、それと比較しても相当高かったと言えます。

現時点で、「RTすればプレゼント」というキャンペーンはTwitter上でよく見かけますが
「RTした人全員にプレゼント」というものはあまりありません。

「抽選で3名にプレゼント」だったらRTをしない人でも
「全員プレゼントならやってみるか」と考えることはあるとも推測できます。

ipodやら現金を抽選でプレゼントするよりも、
原価0円のPDFファイルを全員にプレゼントした方が、実は効果は高いのかもしれません。

今回、キャンペーンに応募するためにわざわざTwitterに登録した人や
わざわざ専用アカウントを作成した人も見受けられ、
「自分は対象者に入っていますか?」という質問も多かったことから
応募に対するモチベーションは非常に高かったのではないかと思います。

反省点・難点

●公式RT への対応を考えていなかった

公式RTは各記事ごとに「RTした最新の15名」しか見ることができないため、
100人以上にRTされると、「直近の15人以外に誰がRTしてくれたのか」
がわからなくなります。

夜に告知Tweetをして、朝起きたらすでに公式RTだけでも300人を超えており
最初に公式RTしてくれた約285人が誰かわからない…という事態に陥りました。

慌てて『非公式RTでお願いします』と告知しましたが、
「非公式RTって何?」というフォロワーさんも多く、結局 公式RTされてしまう事が多かったです。

仕方が無いので、

「非公式RTの仕方がわからない方は
 公式RTをした後に、このアカウント宛にReplyでご一報ください。」

…というルールで運用することになりました。

この辺りは、開始前によく考えてから告知すべきだったと思います。

●「全員にプレゼント」にするとDMの送信数が凄まじいことになった

 
 (DMを約800件送信)

これは、Twitterの仕様の問題ですが、
TwitterのDMは1日に250通しか送れないため、
250名以上にプレゼントするとなると、複数日に分けてDM送信作業を行う必要があります。

(今回の場合、フォローしてくれた人への自動返信DMが1日100~150通の
 ペースで送信されていたため、
 プレゼントDMは1日100通程度しか送信できなかった。)

そんなこんなで、DM送信に一週間かかりました。

RTだけしてフォローしていない人の存在

「フォローしてRTしてください」と書いてあっても、RTしかしていない人が
50人に1人くらいの割合でいらっしゃいました。

これはあまり大きな問題ではありませんが、
「フォローしていないとDMが送れません」というアナウンスを数回Tweetしました。

●非公式RTされたものを公式RTをされると、完全に追跡できない

これも追跡が困難なので、
「リストに入っていなかったらreplyで連絡ください」
というルールで運用しました。

その他気づいた事

●リストの活用について

今回工夫した点は、「〆切後にDMを送信する」というスタンスであったため
DM送信対象となるユーザーをリストに追加しておいたことです。

そうすればユーザー側で、リストに追加されているかどうかは見られるので
「自分は対象に入っていますか?」という質問が減る…と考えたのですが、
携帯から見ている人にはよくわからなかったようで、結局のところ質問はちょくちょく来ていました。

●DM送信は、リニューアル後のTwitter公式サイトから行うのが楽

DM送信ツールがあると楽だったのですが、
探すのに時間をかけるなら送ってしまった方が…と考え、
手動で送ってしまいました。

所感

●プレゼントする資料のクオリティが低いと絶対叩かれるので注意が必要

今回一番注意したのはココ。
数日間かけて、20ページ超のそこそこちゃんとした
資料をPDFファイルで作成しました。

もしこれが、4~5ページほどしかない適当な資料だったら
むしろフォロワーに悪い印象を持たせる結果に終わると思います。

●「全員プレゼント」はやはり現実的ではない?

公式RTをした人の追跡が難しいことや、DMの送信制限があることから
「RTをした人 全員プレゼント」は正直現実的じゃないな、と思いました。

結局のところ、「抽選で●名にプレゼント」というやり方は
理にかなっているのかも、と思います。

それでも全員プレゼントでやってみよう、という方は、覚悟してください。
RTされた数が多ければ多いほど、その後の対応は大変です。

むしろ、「フォローしたらプレゼント」なら楽なので、
現実的にはこれが一番なのかな、と思います。

フォローしてくれた人に自動でDMを送信してくれるツールは
無料で提供されているので、このDM内にプレゼント用URLを記載しておけば良いわけです。

RTされる事は少ないにしても、手間もかからないですし
フォローしてもらうためのインセンティブにもなるので
今後はこちらの手法でやってみようかなー…と、思っています。

最後に

以上、実施報告と、反省点のまとめとなります。

Twitterキャンペーンというと「現金やipadなど現物商品のプレゼント」が
一般的になっている気がしますが、
まだまだ工夫次第で色んなやり方が考えられるのではないかな、と思っています。

ただし、一番大事なのはフォロワーに期待だけさせておいて
それを裏切ることがないようにすること。

実は私、2006年頃にmixiでも似たようなことを行なったことがあるのですが、
その時は表面的なやり方だけマネして、質の低いものをプレゼントする
という業者が大量発生してしまいました。

やっている事は同じに見えても、
プレゼントされるもののクオリティは異常に低く
「mixiで配布されている●●関連の資料はクオリティの低いものばかり」と
言われた事もあります。

このように、「ユーザーに届けたい情報が何か?」という本質を見失ってしまうと
ユーザーの信頼を失ってしまうケースもあり、非常に危険です。

…という意味を込めて、タイトルに「禁断の」という1ワードをつけています。

プロモーションというのは結局のところ手段でしかなく、
肝心なのはその手段によって伝播されるものの「中身」だと思います。

Twitterを何かマーケティングに活用したい!と考えている方は、
是非心に留めておいてください。

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一応最後にちょっとだけ宣伝ですが、
『Twitterなどを活用してサイト集客を強化したい』という
企業さんのお手伝いを最近ちょこちょこやらせていただいています。

まだ全然サービス化はしていないのですが、
そういった話に興味のある方がいらっしゃいましたら sakaikazuki@gmail.com
まで気軽にお問い合わせいただけますと幸いです。