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『資金需要のない会社』が資金調達をする理由について考えてみた

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実はエイリストは、金融機関から一切 資金調達をせずに3年間乗り切ってきました。

シェアハウス・ショック(今名付けました)により
銀行残高が4桁に突入したこともありましたが、そんな状況でも
「借入をしたら、気が緩んでお金を使ってしまう」という理由から資金調達を拒んでいました。

危ない時期もありましたが、本業も軌道に乗り、
累損も解消でき、今では資金難に悩むこともなくなりました。

…というような状況なのですが、逆に今だからこそ、資金調達をしておこうかと考えています。
資金調達といっても色々ありますが、銀行からの借入です。

現時点で資金需要は特にないのに、それでも借入をする理由は2つあります。

[1] 何か危機が会った時、それまでに借入実績が無いと資金調達に時間がかかってしまう危険性があるから
[2] 何かチャンスがあった時、資金調達するためのタイムラグがあったらそのチャンスを逃すかもしれないから

借入実績がない会社の場合、初回の資金調達にはそれなりに時間がかかるそうです。

例えば今回は渋谷区の保証制度も使う予定なのですが
資金調達のために動き出してから、実際調達できるまで一ヶ月はかかる模様。

もし会社に危機が訪れてから動き出した場合、
資金調達に一ヶ月もかかっていてはその間に手遅れになってしまう可能性もありますね。

借入実績がある会社であれば、審査などにかかる期間を短縮できるから
『特に資金需要がなくても、借りれる内に一度借りておくべき』…というのが一般論らしいです。

「実際使わないのに利子を払うなんて勿体無いのでは?」という考えもあると思います。

自分の場合、親がとにかく借金を嫌う体質だったため
「借金」=「絶対にしてはいけないもの」
という事を刷り込まれながら育って来ました。

一応経営者なので「収益を出すための借金なら問題ない」という感覚は持っていましたが、
「積極的に借金して投資しよう」というスタンスでは無かったのも確かです。

しかし(これは受け売りですが)、何かチャンスが舞い込んできた時、
手元の資金がないために投資できないような事があれば、それは大きな機会損失にもなりえます。

もちろん「チャンスに対して準備しておく資金量」が大きすぎると
利子の支払いが大変になるわけですが、
それに関しては「どのくらいの規模の機会を想定していて」「それに対してどのくらいの負担を許容出来るか」
というバランスの問題なのだと思います。

そういった意味で、今までは投資の仕方について潔癖症すぎたかなぁと思う部分はあり
自分の認識を改めるため、最近は様々な先輩方にご相談に乗っていただいていました。

新オフィスになってから、たまーに飛び込み営業もいらっしゃるようになり
その中で地銀の営業担当者さんとも接点が出来たので、
金利を抑えるための具体的な制度などもお聞きしたりしています。

(渋谷区の場合、渋谷区で登記してから1年以上経っていて、なおかつ小口資金の融資であれば
 区の支援により年利が1.9%→1.0%になるようです…。
 つまり500万借りれば、利子は年5万円程度ということですね。)

今までは「自分が頑張れば事業も伸びる」という状況でしたが
これから会社として大きくなるためには自分1人が頑張るだけではダメで、
メンバーにも頑張ってもらわなくてはいけないし、そのためには時として投資も必要になると思っています。

今目の前にある案件も決して手は抜けませんが、
会社として色んな可能性を考えつつ、次の一手を打っていければと思います。

【追記】
ちなみに一応ベンチャーキャピタルの方のお話も聞いたりしたのですが、
こちらはやはり「事業運営上のシナジー」とか
「経営参画していただく事による会社のレベルアップ」効果が大きいのだと思います。

しかしそうなると相性も大事だし、縁やタイミングの問題もあり、
銀行からの資金調達とは違って、簡単には決められないものだと感じています。

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コメント

  • 渋谷区だったら、商店街の加入者になれば更に安く借りれますヨ
    http://www.city.shibuya.tokyo.jp/firm/yushijosei/sb_yushi.html

    by zare 2012年10月10日 11:41 AM

  • >Zareさん
    情報ありがとうございます!
    商店会の制度には詳しくないのですが、商店会に入るための会費が安ければ是非検討してみたいですね。

    by admin 2012年10月12日 1:17 AM

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