sakazuki.info

たまに近況が更新されたりします

エイリスト設立3期目に突入。2011年振り返り

calendar

reload

少し早いのですが、2期目の決算(8月末)を締めた後に振り返りが出来ていなかったため
2期目と2011年の振り返りをしておきたいと思います。

なお、1年前に書いた記事はこちら。
起業から1年4ヶ月経過。2010年を振り返って

上記記事によると昨年は人材・環境・事業の3つに分けて振り返っているようなので
今年もそれに沿って書いていきたいと思います。

人材面

人員規模について、実は昨年から大きな増減はありません。

昨年は自分を含めて常勤が3名(うち1名インターン)だったのですが
今年も、ほぼ常勤3名の体制で動いていました。

特筆すべき点としては、昨年留学生インターンとして常勤でコミットしてくれた
Tくんが中国の大連に帰り、今は遠隔で開発業務に加わってくれていることが挙げられます。

(当初の予定では2011年夏に卒業し再来日する予定でしたが、
 大学院進学に伴い、2年間は中国にいることになっています。)

Tくんの帰国後は、既卒でインターンとしてやってきたYくんが加わり、
半年間ほどウェブデザイン関連の業務をお願いしていました。
Yくんにデザインしていただいたサイトはこちら。

Yくんは流通系の企業でウェブデザインなどの業務に携わりたいとのことで
11月まででインターン終了となっていますが、年末からはまた
アイセックさんの紹介で大連からインターン生を受け入れることになっています。

その他にスポットで数名のインターン生に関わってもらいましたが、
一時期に比べるとインターン生の数も絞っています。

一方で業務量は増えているので、効率化・集中していかなければ
仕事が回らないという面も…(汗

現在は、営業による新規開拓をパートナー企業にお願いしたり、
ルーチン業務をシステム化、SOHOへ外注するなどしてなんとかやっています。

採用は当面インターン経由で実施

現在は、採用前にインターンシップを必須としており、
今後当面はその方針で行きたいと思っています。
http://alst.co.jp/recruit/

個人的な考えなのですが、人員を増やして売上が伸びるのは当たり前で、
人員を増やすならば「1人あたりの売上・粗利」が増えなければいけないと考えています。

人員を2倍にして、売上・粗利が2倍になるのは当たり前で、2倍に満たないのは失敗。

採用を考えるのならば、
「人員を2倍にした結果、売上・粗利が3倍・4倍もしくはそれ以上になるかどうか?」
「人員の増加率以上に売上を増加させるには、どういう人材が必要なのか?」
という視点が大事だと思っています。

おそらく、これを当たり前だろうと思われる方もいれば
「絶対額/利益が増えれば良いのでは」と考えている方もいらっしゃると思いますが、
エイリストは「1人あたりの生産性」重視で採用していきたいと思っています。

自分自身もプログラミングをはじめました

もう1つ特筆すべき点が、自分でもPHPでプログラミングを始めたということです。

今年2月からLAMP環境でのプログラミングを始め、
それに伴い開発業務において以前より小回りが利くようになりました。

「なんで今まで自分でプログラミングしてなかったのだろう」
と今では思っています。
やはり小規模なITベンチャーでは、経営者自身コードが書けるかどうかの差は大きいですね。

マーケティング・企画に強いエンジニアは少数なので、
両方できることは大きな強みになると感じています。

環境面

昨年に続き、仕事場としてはアクサスコンサルティングジャパン・ネオキャリアさんの
オフィスに間借りさせていただいています。

昨年末に赤坂から新宿に移動した後、4月に赤坂へ戻り、
11月には再度 赤坂から新宿から移転となりました。

移転があったことを除けばそこまで大きな変化はないのですが
一部の事業では連携させていただいていたり、
人材面の交流もさせていただいていたりして、
エイリストメンバーも良い刺激をいただいています。

(連携しての事業は、2010新卒入社のKくんに担当してもらっています。)

なお、たまに間違われるのですが、資本関係はなく
いまだに資金調達もせず、資本金1円でやっています。

事業面

▼シェアハウス事業撤退により利益率は大幅改善

売上は前年比140%で成長し、通期で黒字となりました。

売上比率に関しては、
1期目はシェアハウス事業が全体の2/3を占めていたのですが
2期目は全体の1/3未満に低下。
代わりに、ウェブ関連・コンサル関連の事業が前年比3倍程度に上昇しました。

元々外部からの借入は無かったのですが、
シェアハウス事業から事実上撤退したことで固定費も1/3程度まで下がり、
財務的にかなり健全になったと思っています。

シェアハウスはギークハウス鶯谷の1件だけ残っていますが、
これはどちらかというと人材交流の面で期待している部分が大きく、
赤字にならなければ、利益が出なくても良いと思っています。
(3期目は、売上比率で見ても7~9%程度に収まるものと見ています。)

自分自身エンジニアになったので、
エンジニア関連コミュニティにももっと顔を出していきたいと思っています。

▼ウェブ関連事業は新卒領域が牽引

ウェブ関連事業の中で最も伸びているのは、やはり就職SWOT/就活SWOTです。

今年は11~12月が新卒事業の繁忙期になったため
2期目の決算に現在の成長は反映されていません。

しかし1期目には完全な赤字事業だったので、
2期目に大きな転換点があったと考えています。

※就職SWOT関連の主なニュース
「就職SWOT」月200,000ページビューを記録。訪問者数は前月比182%で7万人突破(2月)
就職SWOT、求人検索サービスで@typeと提携(3月)
就活SWOTで「インターン情報の一括検索」機能を公開(6月)
就活SWOTの配布する「面接対策資料」、2013卒学生の申し込みが10000人を突破(11月)

現在は、月間の訪問者数が12万件、2013新卒の会員数は15000人を超え、
公式Twitterアカウントのフォロワーは約4万人(Facebookは8400名)となっています。

ビジネスとしても成立する規模になってきたため、
今後は他社とのアライアンスを強化していきたいと思っています。

まだ発展途上の中途採用領域においても、
新卒採用領域で培ったノウハウを活かして今後強化を図っていく予定です。

▼不動産事業では物件検索機能を強化

プレスリリースも出しておりますが
2011年3月より「ひとりぐらし白書」の方針を転換しており、
現在は全国300万件の賃貸物件情報と、売買物件情報を掲載しています。

売上比率で言えば全社売上の2~3%程度にすぎないのですが、
問合せ件数も徐々に伸び始めています。

しかし、ひとりぐらし白書が「単身向け」であるにも関わらず
現時点で好調なのは売買物件検索です。

好調である原因としては、エイリストがモバイルよりも
PC向けの検索エンジンに強いということが挙げられると考えています。

また、代表の私自身が不動産購入の経験
大家としての経験を持っているため、他社と比較した時に
賃貸よりも売買の方が強みを活かしやすいのではないかと考えています。

今年一年は「システム」面での強化に終始していましたが、
今後はユーザー視点での改善を強化していこうと思っています。

まとめ

お世話になっている方からの支援があってこそですが、
全体的には上向きの状態にあると感じています。

厳しい時期もあった中、様々なサポートをしてくださった方々に
報いることができるよう、3期目もがんばっていこうと思っています。

(一部ではもう隠居できるのでは…とか言われますが、まだまだこれから頑張りますw)

計画上は来期、今のまま人員を増やさなかったとしても
前期比140%前後の成長率は維持できると予測しています。

ただ、一方で攻めに移ることも出来る段階だとも感じているので、
さらに上を見て取り組んでいきたいと思います。