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テクノロジー企業の成長率ランキング「Fast50」のランクイン基準について

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テクノロジー系企業の成長率ランキングとして有名な、Fast50が今年も発表されたようです。

ランキングに目を通してみたところ、
知人の会社やら、昔営業に行った懐かしの会社などもチラホラ。

有限責任監査法人トーマツは、国内のテクノロジー企業の成長率ランキング「第9回 デロイト 日本テクノロジー Fast50」(Fast50)を発表した。

 Fast50は、テクノロジー、メディア、テレコミュニケーションの3分野の企業を対象に、過去3年間の売上高成長率が高い企業50社をランク付けしたもの。

 今回1位となったのは、医療用バイオマテリアルをグローバルに展開するスリー・ディー・マトリックスだった。過去3年間の売上高成長率3583%を記録し、本ランキング史上初となる医療機器分野からの1位受賞となった。

 2位はインターネット広告やスマートフォンに関連したサービスを展開するベストクリエイトで、成長率は3027%。3位には女性向けのオンラインメディアなどのインターネットサービスを提供するミツバチワークスがランクインした。

 50社の事業内容や事業領域は多岐にわたっているが、最も多い事業領域は、2010年に引き続きインターネットおよびソフトウェア/コンテンツ関連企業で、35社だった。トーマツでは、スマートフォンの普及がSNSの利用をさらに増加させていることや、安定したEC市場の拡大が、これらの企業の成長を加速させているとみている。

 また、未上場企業のランクイン数が過去最多、受賞企業の半数となる25社となったことについては、プラットフォーム上で展開するサービスやコンテンツの開発は、企業規模や資金力に左右されるものでなく、優れた技術とアイデアがあれば、市場に受け入れられる可能性が高いことを示すものだ、としている。

引用元: テクノロジー企業の成長率ランキング「Fast50」発表–ランキングの半数が未上場企業に – CNET Japan.

しかし、ランキングを見て思ったのですが、

40~50位の会社は成長率が42~58%。
要は3年で1.5倍くらいの成長ということ。
http://www.tohmatsu.com/assets/Dcom-Japan/Local%20Assets/Documents/Press/Release/jp_p_press20111013_131011.pdf

加えて記すと、応募資格欄には
「対象期間の1年目の売上高がUS$50,000以上である($1=80円の場合は、約400万円以上)」
という一文がありました。

「…ん?それ意外とハードル低くない?」

当然そう思いますよね。

「そのくらいの成長率で良いなら、
 うちも応募すればランクインできるのでは…?」
と思い、ちょっと調べて見ました。

それでわかったことがあるのですが、
未上場企業の場合、外部監査を入れているところだけが応募できるようです。

>* 未上場企業の場合の必要添付書類: 直近1年の外部の監査人による監査報告書のコピー、及び、直近3年の税務申告書または計算書類の売上箇所のコピーの2点。

http://www.tohmatsu.com/view/ja_JP/jp/industries/tmt/fast50/schedule/index.htm

普通、外部監査を入れる会社というのは
上場企業か、上場を目指している未上場企業のどちらかです。

つまり、上場を目指さない急成長中の未上場企業は
大体の場合、外部監査が入っていないため、応募資格がないということですね。

逆に、外部監査を入れている会社であれば
対象期間の1年目売上が400万円・3年目の売上が600万円…とかでも
ランクインできちゃうということですね。

※まあさすがにそんな売上で監査入れてるってことはありえないと思いますが…。

ちなみに、こちらのブログによると、
外部監査にかかる費用は「1人日」で10~15万円が相場とのこと。
こちらのブログでは、1日訪問で5~10万となっています。

なお、エイリストは外部監査を入れる予定はないので、
このランキングに名を連ねることはなさそうです(笑