sakazuki.info

たまに近況が更新されたりします

「媒体愛」がPDCAサイクルを回す原動力になる

calendar

reload

これは必読だと思ったのでtumblrじゃなくてこちらに。

サイバーエージェントの藤田社長の書いているブログを読んで、
これは真理だなぁと思ったので共有させていただきます。

インターネットのメディアは、
スタート時に勝負が決まるのではなく、
スタートした後の運用次第で勝負が
決まります。運用とは、大きく分けて、
1.改善
2.新機能追加

この2つが大きいのですが、2つとも
同じくらい重要です。
大企業に買収されて成長が止まった
Myspaceなどのサービスを例にとっても、
運用の手を止めたら終わりです。

日々改善し続けるネットサービスが
廃れる可能性は非常に低く、
見た目には分かりにくいのですが、
改善はそれ自体が成長の主要因
となります。
しかし改善の積み重ねは地味であり、
少しでも良くしたいという、
理屈を超えた強い媒体愛がなければ
続けられません。

また、新機能の追加で劇的に改善
することもあれば、
運営側の判断で良かれと思っても、
現ユーザーに対して反感を買う
リスクも伴います。
それでも新機能に次々挑戦して、
もしダメだった場合、全力で回復を
目指すというような仕事の仕方も、
媒体愛がなければできません。
どうなってもいいや、という無責任な
気持ちはユーザーに伝わるからです。

引用元: 媒体愛|渋谷ではたらく社長のアメブロ.

PDCAサイクルを回すのが重要だと常々いっていますが、
1の改善も、2の新機能追加も広い意味ではPDCAサイクルを回すなかでの
A「ACTION」の部分に相当します。

PDCAサイクルを回すサイクルが一週間単位なのか、一日なのか、それとも一ヶ月単位なのか
それによって媒体の成長速度は大きく変わる。

(1日単位のPDCA、週単位のPDCA、月単位のPDCA と書いたが、
 もちろん「どれか1つ」に絞る必要はない。サイクルは並行して走らせる方が当然良い。)

PDCAサイクルを速く回そう、並行して回そう、とすると
常に媒体のことを考えていることになる。

そこで必要になってくるのが、愛着(上記ブログでいう媒体愛)である。

愛着のないもののことを常に考え続けるというのは正直苦痛でしかないし、
そもそも愛着がないなら、自発的に考えようとするはずもない。

しかし、媒体に愛着を持っている人間ならそれが出来る。

自社媒体の運営ができる人材と出来ない人材の差は基本的にこの辺にあると思う。

自分の手がけている媒体をより良くしたいという
想いがなければ、自社媒体の運営はできない。

(なお、想いがあっても実際に行動しなければ当然意味はない)

自社媒体運営のアドバイスをさせてもらうことも結構あるけれど、
やはり自社内に当事者がいないと、自社媒体は絶対にうまくいかない。

アドバイザーや、コンサルタントや、外注業者だけで回すことは不可能。
自社媒体として注力するのなら、必ず「当事者」をアサインしないといけない。
 
 
上記の藤田社長のブログにも書いてあるけれど
成功してるメディアの社長さんなり事業責任者の方って、
自社メディアのヘビーユーザーであることが多い気がしている。

自分の作ったサイトで情報を検索しようとしてると
「ああ、ここは不便だなー」って思うところも当然出てくるし、
自分で実感するからこそ速く直すことの必要性も感じられる。

もちろんサービスのジャンルによって
自分自身がユーザーになれない場合はあるが、
「なったつもり」でユーザー視点で見ようとすることはすごく大事。

なのでたまに、
「自分は、自社媒体のヘビーユーザーになれているだろうか?」
と自問自答してみるといいかもしれない。

自分で使うことでサイトに愛着も生まれるし、
愛着がわけばサイトの改善も早くなり、
サイトが改善されればさらに愛着もわく。

そういう良い循環を生み出せるかどうかが
自社媒体運営のポイントではないかと思う。